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私は72時間でゲームプログラマになれたのか?:体験ルポ後日談

決戦は金曜日——————–

みなさまいかがお過ごしでしょうか。
去る3月4日17時すぎ(太平洋標準時)、宣言どおりあの大会が行われちゃった訳ですが、前回の体験ルポ以降、というか主に4日から5日にかけての私の奮闘記を再度お届けします。

続きは以下のリンクから

 

■3時間で3つの連載をマスターしろ!

ま、第3回でバナナとか出したり出さなかったりまでは大丈夫だったが、
なんとshi3zコーチ、24時間以内にさらに3つの記事をアップするという怒濤の
追い上げを見せる。
4回目のあと、

ごめんごめん、Twitterと連携させるの忘れてた。
この第5回までいけば大丈夫!

といっていたのに、
明日朝早起きしてこれみておくとゲームっぽくなるよ

と、気づいたら全6回の記事になっていたという。読めるか!
ごめんで済めば警察いらないよって。

これがバレーボールに青春を燃やすアニメであったのなら、あっちからこっちからボールを投げられ、

でも、負けない!

と、涙をこらえるシーンで視聴者のこころをぐっとわしづかみにするものであるが、
そこはマイペースHidemy、

ん、ちょっと企画を考えるか、
その前にちょっと2時間くらい寝て、
4時くらいに起きようかな…。

と思った次の瞬間、6時半である。

連載読んでない。

企画考えてない

今日、金曜。

インディアン、嘘つかない。

嘘を、嘘をついてほしかった…。

と思ったが、さすがに回避不能そうであるため、
四の五の言う暇はないのでとにかく連載を読み始める。
しかし3時間後にはレンタカーを借りにいかなければならないという罠。
どうする?とまさにライフカードのCM状態であるが、
ひととおり連載に目を通し、空港へレンタカーを受け釣りにいくことに。

■企画を考えるための天からの贈り物

これは、これは時間がないぞと空港までのタクシー内で企画を考える。
今回のお題はサンフランシスコとtwitter、そのふたつに関連したミニゲームを開発するのだという。最低10本。

今に始まったことじゃないが、この大会を考えた人は鬼だ

 


揺れる車内でひどい絵を描きながら、
1画面ラフを作成。
はてさて、いかがなものか。

そんなこんなでレンタカーも借り、
小腹が空いてきたななどと話していた矢先、

え?これ、何のマーク?

この旅2度目のアラートランプである。

前回のタイヤの空気圧ねーよランプとは違い、
どうやら今回はエンジントラブル系。「エンジン失速」と出てる。

だってアクセル踏んでも踏んでもスピードあがらないし、ここ高速道路だよ?

うしろからどんどんゴツいクルマがやってくる。
やべーよやべー
これ、ヤバくね?
半端なくヤバくネ?
YABAIYO、ナンシー?

 

なんとか路肩にクルマを止めて、すぐさまサポートにコール。

 

オーケー。要するにエンジンがイカレちまったんだな。危ないからクルマから離れてろよお嬢さん

 

というので、ひとまず車から降りて助けを待つ。

フリーウェイ101でヒッチハイクでもしそうな感じである。
一体どっちが危ないのか、わかったものではない。
10分経過

来ない。

20分経過

まだ来ない

その間に企画も順調にできちゃったよ。
もう10個以上書けちゃったよ。

パソコン持ってくれば
仕事したりプログラミング練習したりできたのになー。
と、いつもの炎のアシスタントグッズを忘れた事を後悔。

やる事がなさ過ぎて草むらをお花畑とみたてたファンタジックフォトでも撮るかーと暇を持て余していると、
ふとそこにはポリスマン。まさにヒーロー登場、と言った感じ。

君たち、大丈夫?

的な声をかけられ、事情を説明。

大丈夫?乗ってく?

といわれたのだが、

ロードサービスがくるのでもうちょっと待ってみます。

とさわやかポリスにバイバイ。

そして後悔はすぐに。
ロードサービス来なさすぎ。

再度連絡。

すぐ来るって言ったじゃん。
もう離さないって言ったじゃん。

そして1時間経過

近づいてく、近づいてく。
決戦の時間が近づいてく。

time is money、背に腹は代えられないと結局ハイウェイでタクシーをヒッチハイクして空港へ。
レンタカーを借りるとき、
あれ?この感覚、前にもどこかで…?と、デジャブ感満載である。

車を再度借り直し、みんなの待つホテルへ。

■歴史の重みと大会の重圧

今日はコンピューター歴史博物館へGOなのである。実は月曜日にも行ったのだが、あいにく休みだった。というわけでこれはリベンジなのだ。

17時までたっぷりみれちゃうくらい博物館自体が激変。

以前はなんか倉庫をそのまま入れちゃいますっていう感じだったらしいけど、とてつもなく立派な博物館にリニューアルされてた。

どうもビル・ゲイツ先生が資金を提供したおかげでこんな立派になったらしい。

 

さすがの湯島系OLはレトロなデザインに「かわいー」とかいってみる。
いや、すごいよ、コンピューターとかってすごいと思うよ。
とまたふわふわしたコメントでこの場はにごしつつ、
コンピューターの歴史の重みを感じつつ余韻に浸っているところに、
ついに運命の瞬間である。

ついに17時、環太平洋ミニゲーム開発オリンピック the 2ndの始まりである。

今回のルールは以下のとおり

・かぶりはカウントしない
・同じシステム(ソースコード)を利用して良いのは3つまで
・シリーズものは3つまで
・Hidemyのノルマ:デフォルト値の10個
・近藤選手のノルマ:他に仕事もあるのでハンデの13個
・伏見選手のノルマ:まさかの21世紀対応の21個
・制限時間は3月5日5時(太平洋標準時)まで

プログラム経験者3人で戦った前回よりも時間が少ないことには内心メロスのように憤怒したが、他の選手たちもいろいろとハンデを背負っていただいたので、ぐっとこらえる。

まあ、まあいいだろう。

しかしこのときの私の中ではまだ、

3システム×3シリーズ+1
で何とか行けるっしょ。
基本コピペと絵の変更でなんとかなるっしょ!

そんな思いがあった。このあと降り掛かる苦難もまだ知らずに。

■早速プログラミング開始

19時前
そんなこんなでホテルにもどり、そそくさとプログラミング開始である。
ひとまずは連載第6回のハイ&ローをフル活用する方向で。

始めに考えたのが、

North or SouthCrab or Friend

North or South はそのままハイ&ロー。
twitterのフォロワーたちが北に行きたいか南に行きたいかを判定するものだ(それはゲームなのか?というツッコミは置いておく。時間がないのよ!)。

Crab or Friend はカニなら食べる、ともだちなら食べない、というものに、これじゃつまらないから3択にしてみる(おおっ勉強の成果が出てる感じがする!)。

さてさて、ソースコードをちょちょいと弄って3択あたりまではやってみたが、twitterアイコンがでない。うまい具合に出ない…。
twitterアイコンと普通の画像の表示使い分けってどうすんの。

20時
バグと戯れていると、時が経つのは早いものです。
ひとまず形だけおいておいて、次にいくことに。

shi3z式ゲームプログラミング」のサンプルソースコードを利用して、
カニか友だちかゲーム2にとりかかる。
バナナをカニにし、友だちが岩に。なんかノイローゼになってるみたいだけど、それであってる。
カニをあつめれば得点、友だちにあたるとクラッシュ&得点0に、
連載のスターシップにあったtickをカニと友だちアイコンの方に持ってってみる。
がしかし、
永久にスコアが上がり続け、
友だち同士のクラッシュでアラート地獄である。

小一時間頑張ってみたが、
対処法がわからず。

21時20分
ヒートアップする大会会場に大ヒットゲーム「どこでもいっしょ」の開発者でおなじみの、南治一徳氏が到着!
まさかのスペシャルゲストがしかも選手として参戦するというのである。

審査員じゃなくて選手よ選手。闘うのよ!わたし、この人と。
この大会は一体どうなってしまうんだろうか?
これは後のはなしだが、南治氏のあまりにもクオリティの高さにフツーに感動した。

さて、みんなのアイドル、いや、神的存在の登場により、
ご利益をもらうため南治氏とwise9チームでつかの間の夕食タイム。
クラムチャウダーを食べ、サンフランシスコとtwitterそしてプログラミングに思いを馳せる。

22時30分
選手部屋にいるときっと差がつきすぎてだめだ、
ということで自部屋でプログラミング続行。
コーチにアドバイスをもらいつつ、さっきのハマりを修正。
うん、これで3個目ができそうだ。
なんとかなんとか。

とりあえず次。

Nancyシステムと名探偵オレシステムを使っていろいろ作ってみる事に変更。

てか、shi3zコーチ、

なんだこれ…。

あまりに今まで見てきたのと違いすぎて、
若干フリーズ。

html側に選択肢とか書かれてるというハイパー仕様。

そうなっていたのかとおもいつつ、
ナンシーメソッドを使った、
サンフランシスコオーダーゲームをつくる。
しかしここで、ナンシー画像がでていたところにtwitter画像を出したいのだが、どうしたものか…。
htmlにJavaScriptを書き込む訳にはいかないでしょう。
あれ、スクリプトの方から出してるでしょう。

とカベにぶちあたる。絶望感。

次は逆に、名探偵オレを使ったオーダー推理ゲーム。
これはまあまあ大丈夫そう。

探偵画像をまるっとナンシーにし、
エンジョイ!」で決める。

このゲームは、マスターマインドの要領で、人の話を聞くのがあまり得意ではないナンシーが注文を覚えるゲームだ。

たとえばHidemy:レモネード、鎌田:コーラなどのように推理していき、誰も注文していないと「完全に注文していない。話を聞け」となる。
そんなこんなをしていると、別部屋でもいまいちの進み具合ということで、
緊急のお知らせが。
大会ルール緩和である。
お題が、サンフランシスコまたはtwitterとなったのである。

天の助け、鶴の一声、腐っても鯛。これならなんとか数は稼げるかもしれない。

しかし元ナンシーだったほうはもう自力では解決不能なのでコーチにききまくる。
そしてついにナンシーメソッドを利用したオーダーゲームの完成である。

さっき今ひとたびのアラート地獄にはまっていたFriends and Kani(仮)日野レイちゃんなみのバグ退散をみせてくれた。
しかもアラートの処理もよりスマートになった。
そんなこんなで5個目が終了。

大会ルール緩和により鎖を解かれた発想力は、ハイ&ロー3部作の最後の砦、

Crab or…?

を生み出した。

カニか、プレデターか、それともムックか、
カニを検索中に何となく似てるなーとそろえた3組である。
悪のりであることは間違いないが、そこは深夜のテンションとしてあたたかな目で見守っていただきたい。

さて、ハイ&ローシステムが打ち止めのため、
連打ゲームにとりかかることに。

プログラミング能力で劣るHidemyは企画で勝負だ!絵を書け!

と、コーチからのアドバイスである。
システムを動かすのは最低限にして、なおかつ絵で勝負できるもの。

そこで編み出された隠し球は

釣りシステムを使え!

ということで釣り×Hidemy的なコラボでゲームをつくることに。

カニまわりを書き直し、旅日記にまつわり車やメトレオンのお姉さん的女性の絵、そして使うか使わないかはさておき、私の分身的存在の例のあのくまを書いたり。

それを取り込む事でいっきに2つ、

オーダー2(SHIKATO ZUSHI)とGO GO DRIVINGの完成である。

GoGoDrivingは、名前とは裏腹にすぐエンジントラブルを起こすクルマを走らせるゲームである

シカト寿司はいくら声を掛けても振り向いてくれないサンフランシスコのガチ無視系寿司屋を題材にしたゲームである

しかし未だ8つ、10個まではまだ足りない。

タイムリミットも迫る中、どうする?アイフル?といった感じである。

どうするか悩んでいると、コーチがふと私の企画メモに目をやった。

これは?これいけそうじゃん。

コーチが指を指していたのは友だち画像が出たら出航し、ドクロなら出航しないという、アルカトラズに絡んでる風twitter連動企画であった。

コレを、風が吹いたら連打しろ、というシステムに置き換えたのである。

ここにまたひとつ、ゲームが生まれた。

しかしこれで9つ目、10個のノルマは達成していない。

再度企画ノートに目をやる。

再びコーチの目に留まったのは、
アルカトラズ脱出ゲームだった。

ここへきて原点回帰とでもいわんばかりに、
shi3zコーチによる連載からのカスタマイズである。

マウスオーバーで島から脱出する友だちアイコンを、
再度島に戻すというゲームだ。脱出する友達を捕まえる感じがなかなか気持ちいい。

時間がないためエターナルループゲームとなった。

中央のアルカトラズ島から逃げ出すTwitter友達を次々と捕まえて地獄に落とすという鬼ゲーム「アルカトラズからの脱出」

さらに逆もできんじゃね?
と、クラムチャウダー守りゲームも展開。

「ゲット・ザ・チャウダー」は、クラムチャウダーに群がる友達をはねのけるゲームである。アルカトラズのちょうど真逆のゲームになっている

こうして、かぶってもOK?の11作が出来上がった。

時計は4時50分を指していた。

そうこうしている間に、怒濤の11時間が幕を閉じたのだった。

システム×シリーズの制限を最大限に活用しつつ、
根性でなんとか11作を完成。
ま、バグ取りはだいぶコーチに助けてもらったものの、
動いてるものがこれほど出来上がるとは。

今回の第2戦はなんかそれこそプログラマーズハイというか、
連日の眠さもどこへやら。
なんかギンギンしすぎでハナヂが出るんじゃないかと思ったほど。
サマーウォーズの健二的な。

体験ルポはこんなかんじでまた終わりにしてみます。
さてさて、プログラマーのひなくらいにはなれたかしら?

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