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メカニカルエンターテインメント大紹介

wise9.jp 編集部のリョウヘイです。前回のサンフランシスコのレトロゲーム博物館「MUSEÉ MÉCANIQUE」に関する記事で紹介しきれなかった「レトロゲーム」と「ナゾの機械」を紹介します。

続きは以下

これはスターウォーズのゲーム。実はこれ、今のブラウン管とは少し違う仕組みで画面を描画しています。

よく見ると、グラフィックはすべて線の集合であることが分かるはず。
ベクタースキャン方式というらしいです。

今のディスプレイはラスタースキャンといって、ドットがあるのですが、ベクタースキャン方式はドットがなく線が滑らかかつ高速なのが特徴です。

ラスタースキャン方式で3Dを表現するには莫大な計算能力が必要で、この当時は3Dをゲームとして使用するにはベクタースキャン方式が最適だったわけですね

アイスホッケーのゲーム。けっこう楽しい

レバーをまわすと選手が回転するという単純な構造ながら、なかなかエキサイティングです。アーケードゲームってコンピュータや画面を使わないものだったんですね。

なんとこんなに古いのに3D。両眼式立体写真をみる「だけ」の機械です。25セントでたった四枚ですが1906年に起こった大地震のあとの様子を見ることができます。

白黒だけど一応ちゃんと飛び出して見えます。

Nintendo3DSと交互に見比べると人類の歴史の進歩を感じざるを得ません。

 


のぞき込むとこんな感じ

これは同じ仕組みで、ちょっとムフフな3D写真を見るナゾ機械。10セント

ダイスを振ってやるから自分で運勢表をチェックしろ、という投げやりなゲーム…?です。

ルーレット。一定時間回ったのち勝手に止まる、というだけの機械です。これも投げやり

これはこの前の記事で紹介したもの。25セント入れたら、舞踏会のように人形がダンスする、というナゾ機械。

この機械は面白い。何が面白いかって、銃の前に立ってガラスの向こうをのぞき込んでみると、かなり奥行きがあるんです。的は明らかに機械のバックパネルを突き抜けた向こう側にあるように感じられます。まさか立体視?と思ったら、中に45度傾いた鏡が入ってたみたいです。

衝撃のナゾ機械「See Susie dance the Can-Can(スージーがカンカンを踊るのを見ろ!)」。硬貨を入れると音楽が流れ、つり下げられた人形の床が振動して、スージーが踊っているように見える、というもの。どう見ても踊ってると言うより翻弄されてるカンジです。

しかも長い。何の変化もなくスージーが踊り続けるのを3分くらい眺めてると、ゲームというより修業なんじゃないかと思えてきます。半径1mが一気にシュールな空間と化す恐ろしいキカイ。

これは個人的に感動しました。コインを入れて自分でハンドルを回すと、マジックを見せてくれる機械。下の解説が書かれたテープは、マジックが進むにつれてくるくる回ります。

どんなマジックなのかはネタバレになるので敢えて紹介しませんが、これはゲームと言うより、機械によるエンターテインメントですよね。

今でいう「ゲーム」は昔、アーケードにおいてこういったナゾ機械と渾然一体のエンターテインメントワールドを形成していたことが分かります。

アタリ社の大ヒットゲーム「PON」のパクリゲー、「WINNER IV」です。オリジナルのPON同様、ボタンは一切無く、バーがつまみを回しただけ動くしくみ。つまりこれ、思想としてはプレステ2でやっと実装された「アナログスティック」みたいなものですよね。実は最古のメガヒットゲームはアナログスティックを実装していた!というのは驚き。

ボクシングゲームです。レバーがけっこう重量感あって、パンチを連打するとちょっと疲れる、という(意図したのかどうか分からない)絶妙なゲームバランス。

ちゃんと倒れます。

こういうボールゲームは日本のアーケードでも時々見ますよね。

 

これ、UFOキャッチャーなのですが、実はすべての動力が手動なんです。ハンドルをぐるぐる回して位置を決めて、レバーをおろしてキャッチ!

 

衝撃のナゾ機械「GRANDMOTHER PREDICTIONS(おばあちゃんの予言)」。

リアルな蝋人形の頭と手がぎこちなく動き、指先でタロットカードのうちの一枚を指し示すような動きをするのですが、実際は下から出てくるカードに運勢が書かれてる、というもの。タロットカードはフェイクかよ!?

以上、「MUSEÉ MÉCANIQUE」で見つけたレトロゲーム&ナゾ機械をご紹介しました。みなさん、グッとくるものはありましたか?

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