Skip to content

GDCレポート:”古いゲーム”などない

こんにちは、鎌田です。

昨日、GDCで”Classic Game Postmortem PAC-MAN“という講義を受けてきました。

皆さんご存知のパックマンです。
30年前に岩谷徹氏によって作られたゲームです。
パックマンは未だに人気があり、先日はパックマン展が開かれたと聞きます。

時代を超えて愛されるPAC-MAN。その「普遍性」はどこにあるのでしょうか。

岩谷さんがゲームを作る上で重要と考えていることは、以下の3つだそうです。

 

・人の心にうったえること。
・ぱっと見てゲームの目的がわかること。
・コントロールがすぐわかること。

 

聞けばごく当たり前の事とも思えます。
でも岩谷さんは最近のゲームは当てはまるものが少ないとおっしゃっていました。
グラフィックの進化などにより、テクニックばかりで基本をおろそかにしていると。

(続きは以下のリンクから)

パックマンは、なんと女性向けに考えたゲームだそうです。
なぜかというと、30年前といえば、ゲームセンターは不良のたまり場でした。
岩谷さんは、そこに女性を呼びたいと考えたのです。

女性の好きな事は、男性のこと、ファッションのこと、、色々とありますが「食べる事」にクローズアップし、パックマンのキャラを作ったそうです。

食べるキャラを作ると、食べられる側のキャラが必要になってきます。
そこで出来たのが、「ゴースト」です。
ただこのゴーストには行動パターンに仕掛けがあります。

・赤-パックマンを目指して進む
・ピンク-パックマンの32ドット前を目指して進む
・青-パックマンの点対称の地点を目指して進む
・オレンジ-ランダムな地点へ進む

 

これらのバリエーションにより、プレイヤーに適度にプレッシャーを与えることが出来たとのことです。そこにパワークッキー(大きな餌)の逆転要素がからみます。

プレイヤーをあきさせない為には、プレイヤーの気持ちをよく考えるということに尽きます。
むずかしい」と「やさしい」の山場をいかにして作るかです。
研究あるのみです!

 

今回の講義から、ゲームを作るということは、コンピューターの技術だけでなくプレイヤーの気持ちを最優先に考えることの重要性を教わりました。

あたりまえじゃん!

と思った方は多いかと思います。
ただ、残念なことにあたりまえのことをするのが一番難しかったりするのです。

最後に、岩谷さんは海外の方にとても人気があり、多くの聴講者が写真撮影を依頼していました。
私も日本人の一人として身の引き締まる思いとともに、なんだか誇らしげな気分になりました。

文・鎌田

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - GDCレポート:”古いゲーム”などない
Post to Google Buzz
Share on GREE

Related posts:

  1. GDCレポート:パパイヤモバイルに見るソーシャルゲームの最新マネタイズ手法
  2. GDCレポート: プレイヤー駆動型のストーリー作法
  3. GDCレポート:アンチ・ソーシャルの潮流とソーシャル・ペイメント

Facebook comments:

Post a Comment

Your email is never published nor shared. Required fields are marked *
*
*