enchant.jsを使ったHTML5ゲーム解説をする初の英語版書籍、その名も「HTML5 Game Programming with enchant.js」がついに登場した。
著者はwise9ではお馴染みのshi3z(Ryo Shimizu)、npaka(Hidekazu Furukawa)、そしてブランドン(Brandon McInnis)とケビン(Kevin Kratzer)などなど。
長年の身体を張った海外プロモーションの成果がやっとでてきたという感じで感無量だ。
発売日は5/15の予定。既に米Amazonでは予約が開始されている。
http://www.amazon.com/dp/1430247436/ref=cm_sw_su_dp
特に今回はブランドンが頑張った。
エリックの後任としてenchant.jsのエヴァンジェリストとしてUEIにやってきたブランドンことBは、もとロックボーカリストという異色の経歴の持ち主。
歌詞も手がけていたというだけあって美しい英語表現が得意。
アスキーメディアワークスから最初に発売されたenchant.js公式ガイドブックがもとになってはいるが、50%以上がブランドンにより加筆修正され、より解りやすく書き直されたほか、gl.enchant.jsなど当初の公式ガイドブックから漏れていた内容なども網羅されている。
査読にはカリフォルニア工芸大学の協力も得ることが出来た。
彼はパトリック。カリフォルニア工芸大学の学生でenchant.jsのプログラミングをマスターしている。
彼のWebサイトhttp://sockoverse.comには、enchant.jsを使った作品が多数置かれていて、今回のGDCの展示も積極的に手伝ってくれた。
パトリックと一緒にゲーム開発をしているジェイソンもカリフォルニア工芸大学の学生だ。
ニックネームは「Mr.Bear」
enchant.jsのキャラクターであるエンちゃんをとても気に入っていた。
実はカリフォルニア工芸大学では今年からenchant.jsが授業の必修科目に組み込まれている。
彼らの協力があってこそ、enchant.jsは初めて本格的に海を渡るのだ。
欧米の場合、英語で本が書かれると、アメリカではもちろん、ヨーロッパを中心として英語の本は世界中に流通する。
出版社は名門Apress。ニューヨークを基点として世界中にオフィスを持つ大手出版社だ。
HTML5でゲームプログラミングをするというテーマはまだ本が少ないため、需要が見込める、というのが出版社であるApressの判断だ。
さらに海外のAndroid端末向けにもenchant.jsを使った商用ゲームがリリースされはじめた。
まさにこの春からenchant.jsは世界に羽ばたいていくのである!
みんな、これからも応援してね!
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