皆さん、こんにちは。
先日、行われた、環太平洋ミニゲームコンテストの審査委員長を務めさせていただいたTazzyです。
普段はネットゲームの企画とか運営とかをやっています。
今日は一ライターとして、ここに記事を投稿させていただきます。
僕らが今回、はるばるサンフランシスコまでやってきた理由というのは、
他の記事でも書かれているようにGDCというカンファレンスに参加する為で、
その内容についてのレポートは・・・
まぁ、他の優秀なライターが書いてくれるに違いないから、
僕は別の視点で記事を書かせてもらおうと思います。
■サンフランシスコ(西海岸)という場所
僕は基本的にはただのアニメとゲームが好きなオタクです。
そして実は知っている人は誰一人としていないけれども、僕は10年近く前に発売されたセガの「クレイジータクシー」というゲームにそれこそ「クレイジー」な程ハマっていました。
そんな僕が西海岸、特にサンフランシスコなんかに降り立った日には『ゲームの世界に入り込んだ』という錯覚すら覚えてしまいます。
(「クレイジータクシー」というゲームはタクシー運転手として、文字通り「クレイジー」な運転をしながら客を送り届けるゲームで、舞台は「架空の西海岸」なのです)
坂を見上げればタクシーが飛んでくるんじゃないか、逆に乗ったまま坂を下れば「ジャンプしたらチップを渡さないと」
ケーブルカーを見れば「ぶつかると時間のロスが酷いんだよなあ」なんて思う有様。
そんな幻覚も程々にサンフランシスコの町並みを眺めると、町中に「Homefront」というゲームの広告があることに気づきました。
バス停の横に必ず設置されている広告、そして、タクシーの上。
噂には聞いていましたが、これは舞台が「北朝鮮に占拠された西海岸」の一人称視点シューティングゲーム(FPS)なのです。
僕個人としてはFPSはそんなに嫌いではないので、「知ってはいる」程度のものではあったのですが、やはり地元なだけあってか広告への力の入り方も違いますね。
正直「これだけ推しているのなら」と欲しくなってしまいました。
日本でもゲームの広告というのは見ることは見ることは多いですが、一つのソフトを町をジャックするほどの広告に・・・というのは見たことがありませんでした。
■ゲーム市場
昨日、レンタカーでスタンフォードショッピングセンターに行き、そこで「BEST BUY」と言う、アメリカでのヨドバシカメラ的なお店に行ってきました。
他のメンバーがモバイル端末などを見ている間に僕が向かう先は当然ゲーム売り場です。
PCゲームはとにかくWorld of WarcraftとStarcraft2が一押しでした。
そして、家庭用ゲームですが、これが個人的には残念な気持ちになりました。
と、いうのも、僕は5年前にも一度、アメリカ(ロサンゼルス)に来て、その時にゲームショップに行ったときは、「なんだこれは!(苦笑)」というゲームが多かったのですが、今回はお店が上記のように「ヨドバシ」のようなコアゲーマーが来るような店ではなかったのかもしれないことを差し引いても、
陳列されているタイトルは
「日本から輸出されたタイトル」か「海外で人気があって日本でも発売しているタイトル」ばかりだったのです。
そんな中でも唯一目についたのは「DJ HERO」というゲームぐらいでした(これもターンテーブル型のコントローラーのせいでパッケージが大きいだけで目についた可能性も否めませんが)。
じっくり見ている時間がありませんでしたが、ターンテーブルのレコードの上にボタンがついていたので、
日本の「Beatmania」とは違ったDJシミュレーターゲームだと思われます。
なお、お店で一押ししていたゲームは、PS3のゲームでは「Little Big Planet2」(こちらではLBPと略すらしいです)で、Xbox360のゲームでは「Marvel vs Capcom3」でした。
その後、少し日本のアニメのDVDコーナーへ行って、いわゆる「オタク向け」のラインナップを見てきました。
NARUTOは当然として、幽遊白書・ハルヒは、やはり人気があるようでしたが、うたわれるもの・セキレイ・聖剣のブラックスミス・ガールズブラボーなど、チョイスがよくわからないものも多かった気がします。
一番意外だったのはヘタリアが陳列されていたことです。 こちらでも人気があるのでしょうか。
そんなこんなでゲームオタク的視点からみたサンフランシスコはこんな感じでした。
日米のゲーム人気って違う違うと言われている割には、お店に行って新しい発見や驚きがあるわけでもなく、ちょっと拍子抜けしてしまった今日この頃です。
文・TAZZY
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