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FUSE01開幕! 福島発ゲームハッカソン!

去る11月17日、福島県郡山市の国際アート&デザイン専門学校にてFUSE01が開催された。

FUSE(ヒューズ)は導火線の意味で、福島の人々の心の導火線に火を灯そうという野心的なプロジェクトだ。

後援は先日ついに正式にNPO法人として国から認可された国際ゲーム開発者協会(IGDA)日本支部。10年前、ジャーナリストの新清士氏が一人で始めたこの東京支部が発展して日本支部となったもので、世界中にちらばるIGDAの支部の中でも最大級のコミュニティとなった。

現地にはIGDA日本の中林さんが駆けつけ、福島の開発者たちに熱いエールを送っていたぞ。

構成としてはenchant.jsの開発元であるUEIこと(株)ユビキタスエンターテインメント代表取締役社長兼CEOの清水亮による90分間に及ぶ講義と、ライトニングトーク、そして11時から午後5時までみっちりハッカソンを行うというもの。

教室の収容人数ギリギリの40名の定員がなんと満席になり、1チーム4人で計10チームが構成され、6時間みっちり開発が行われた。

今回はグラフィッカーよりもプログラマーの比率が高かったので各チーム役割分担で苦戦していたようだ。

そして5時から成果発表。


Aチームは手や足を飛ばして目覚まし時計を止めるという変わったテーマのシューティングゲームを作っていた。
途中にお邪魔キャラが居て、なかなか難しい。ゲームバランスをうまく調整すれば傑作になる可能性を感じたぞ


Bチームは画面上部にあるアイテムをできるだけたくさんとって画面下に戻って来るというアクションゲーム。
一度にたくさん持ち帰った方が点数が高くなるが、動き遅くなるというジレンマも入っていた。残念ながら敵キャラは時間切れで投入できなかったそうだ。

今回も青森県から駆けつけてくれた小久保さんのCチームはなんと音ゲーにチャレンジ。ボールを遮るように直線を引くとバウンドしながら音が鳴るというゲーム。ただしボールの動きと直線の当たり判定に時間を書けすぎてしまい敢えなく時間切れ。チームメイトは本格的なシンセサイザーを持ち込んで来たので画面からは伝わりにくいが音はなかなかよくできていたぞ


チーム:赤ブルことDチームは爆弾を設置するコミカルなゲームを開発。爆発のエフェクトに凝ったそうで、確かに爆発の演出はなかなかのものだぞ。

Eチームの作品は魔法少女が飛来する敵キャラを次々倒して行くというファンタジーシューティングゲーム。
敵の種類がいろいろあって目で楽しめるぞ

Fチームは「グラ○ィウスが作りたかった」ということで正統派横スクロールシューティングを披露。
プログラム担当だった人がグラフィックに転向したりするチームワークのおかげでバランスのとれた作品に仕上がっていたぞ。

「僕もグラディウスがつくりたかった」と語るGチームはなぜかゴキ○リが足下を這いずり回っているので叩くというやたらリアルなゲームを作って来たぞ。グラフィックがリアルでゴキの動きも凄い。しかしなぜ作りたかったのかはよくわからないという感じだったぞ。

Hチームは「Hということで、花」をテーマにしたゲーム・・・と思いきや、花を咲かせて行くというのをモチーフとしたグラフィックエディターを作っていたぞ。なんとゲームじゃないとは。しかし花が咲いていく様子がちゃんとアニメーションになっていて環境ソフト的な楽しみ方ができるぞ。

Iチームはなんと実機でプレゼン。
空から胞子が振って来て、地上に着床すると禍々しい毒花になるというゲームで、とにかくグラフィックや音楽までしっかり作り込まれていた。

惜しいのはゲームバランスの調整がまだ不十分でなかなかゲームオーバーにならないこと。
そこさえ解決すればなかなか楽しいゲームになるんじゃないかと思うぞ。

ラストとなるJチームは、モンスターを次々と倒して行くゲームを作ろうとしていたが、ゲームデザインを見失ってしまったらしく惜しくも完成はしなかった。グラフィックの完成度は高かったのでゲームとして成立させていればかなりのものになっていたと思うのが惜しいところ。

こんな感じで6時間で10チーム全部がそれなりにモノを作ったというのは凄い。
福島ゲームジャムやグローバルゲームジャムでは30時間〜48時間という長丁場でゲーム開発をしても完成しなかった、ということが多い中、わずか6時間でここまで持って来れたというのは福島の人々の底力を感じたぞ。

実はこの手のゲームジャムは人数が少ないほど短期間に完成させやすい。
人数が増えれば増えるほどやりたいこととやれないことの差が広がって行き、コミュニケーションだけで時間を大きくとられてしまう。四人というのはグローバルゲームジャム並みの人数なので、それだけの人数でこの短期間にものをまとめあげたというのはむしろ凄いことなのだ。

来年1月末に控えたグローバルゲームジャムの福島チャプターはとんでもないダークホースになるかもしれないぞ。

そして最後はFUSE01発起人でもある佐藤さんから、IGDA東北の立ち上げが宣言された。
未だ震災の傷跡が癒えぬ東北地方でも、熱い魂を滾らせたゲームクリエイター達が立ち上がったのだ。

これには僕も目頭が熱くなったぞ。

懇親会での佐藤さんと中林さん。
IGDA日本を支える二人の男が熱い情熱を交わした瞬間だ。

第一回目の福島ゲームジャムに参加してくれたクリエイターも、わざわざ当時配布された9leapTシャツを着て今回のFUSE01に参加してくれていた。

もともと、福島を中心とする東北地方の人々にゲーム開発を通して夢と希望を与えたい、という思いで始めた福島ゲームジャムだったけど、その思いをちゃんと受け止めてくれた人が現地に居て、再びこうしたイベントで出会えたことがとても嬉しかった。

導火線(FUSE)にはまだ火がついたばかりだ!
佐藤さん率いるIGDA東北支部は今後もこうしたイベントを継続していくそうだから、ぜひともチェックして欲しい。

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