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ゲーム企画のアイデアに詰まったときの7つの発想法

やあこんにちは。shi3zだ。みんなゲーム創ってる?
最近twitterなんかを見てると、ゲームプログラミング自体の敷居はUnityやenchant.jsでだいぶ下がったみたいだけど、肝心のゲームのアイデアが出てこないと悩んでいる人が多いみたいだね。

 

実は「ゲームのアイデアが出なくて困る」という状況は、僕もなんどか経験してる。
そこで今回は、ゲームのアイデアに詰まったとき、どんな手で発想を見つけるか教えちゃうぞ。

 

発想法1. 映画を見まくろう
まずは古典的な方法から。
ゲームのアイデアに詰まった時は映画を見まくるのがひとつの方法だ。
見る映画は何でもいい。昔好きだった映画をもう一回見てもいいし、全く興味のないジャンルの映画でもいい。
映画はいろいろな人がたくさんのアイデアを集中的にぶつけて創っているのでアイデアを拾いやすい。
映画を見て「スカっとしたなあ」とか「面白かったなあ」とか「ハラハラしたなあ」という気持ちをそのまま企画にすると、意外とすんなりいく場合がある。
もっと簡単に言えば「この映画をゲーム化するという仕事が来たら、自分ならどうするか」を考える手がある。
例えば、「釣りバカ日誌」を例にとると、「釣りバカ日誌」では実は釣りをしてるシーンはほとんど出てこない。釣りが好きな人たちの人間模様が主なテーマだ。タイトルに反して単なるコメディなのである。例えば釣りゲームを創ろう、と考えるととかくディティールに凝ったマニアックなものを考えがちだけど、「釣りバカ日誌」にヒントを得ると釣りそのものではなくてその周辺のことをゲームに盛り込もうという発想が出てくる。
また、昭和中期の映画、特に高度経済成長期の映画は今の時代にない勢いがあってアイデアも豊富に入っている。
最近の映画はVFXが凄すぎて複雑なんだけど、昔の映画は泥臭い知恵と工夫がこらされている。
特撮博物館は絶対行っておけ、という感じ。10月で終わっちゃうから。

 

発想法2. 本屋さんをぶらぶらしよう
僕がよくやるのは、本屋さんに行くという発想法だ。
本屋さんに行って、全部の棚を順番に見て回る。
特に雑誌コーナーなんかはいい。
本屋さんにはいろいろなものが陳列してあって、特に雑誌はムックも含めれば相当数発売されている。
自分がそれまでぜんぜん興味のなかったジャンル、例えば料理の本とか少女マンガの雑誌とか、スキューバダイビングの本なんかを手に取って、そこから発想を考える。
そのときは「自分がこの雑誌とタイアップしてこの雑誌の読者向けにゲームを創るとしたらどんなものが考えられるだろうか」と考えるのだ。
雑誌は読者が継続的に着いてこなければ成り立たないので、少なくとも雑誌が3号以上でてるということはそのジャンルには固定客が居るということ。
自分が興味のない分野の雑誌であればあるほど、テーマを冷静に観察することができるので、ゲームにして面白い部分はどんな部分なのか考えることができる。
図書館に通い詰めるのもいいだろう。

 

発想法3. 冒険にでかけよう
僕が以前ファンタジーのゲームを作った時は、まずヨーロッパに行って古城を巡るところからスタートした。
釣りゲームを作ったときには、会社の近所の釣具屋で道具を一式買って、隅田川で釣りをした。
非日常の世界に身を置いて、じっくりと目を閉じて考えるのだ。

こうした取材は、プロのゲーム開発者なら必ずやっている下準備だ。
かの堀井雄二氏も、最初のドラクエを立ち上げるとき、奄美大島まで行って構想を練り上げたという。
普段と別の環境は脳を刺激し、新しいアイデアを練り上げるのに有効に機能する。
「そんな金ねえよ」という人は、青春18きっぷでいいからどこか遠くまで行ってみよう。
それでも無理なら、自転車でいけるところまで行くのでもいい。
とにかく自分がまず冒険すること。
冒険の経験から発想を得るのだ。
時間とお金に余裕があるときにオススメの方法は、海外でレンタカーを借りてGPSを使わずに地図とコンパスだけでドライブすること。
道に迷うし夜は怖いしなかなかスリリングな冒険を味わえる。ただし治安の悪いところに行く時はやめたほうがいい。
アメリカ西海岸やヨーロッパならこれで充分冒険の気分が味わえる。
東海岸、とりわけニューヨーク近辺は本当に治安が悪いのでオススメはしない。僕も怖い思いをしたことがある。

 

発想法4. 風呂に入る
「風呂かよ!」とバカにすることなかれ。風呂は命の洗濯なのだ。
もうアイデアに詰まってどうしようもないときは、風呂に入ることが多い。
できるだけ温い風呂にゆっくりと入る。入ってからあれこれと考える。
風呂はリラックスできるから意外と発想が広がるし、最近は防水タブレットなんかもあるからインターネットもできる。
著名なゲームプログラマも風呂場にノートPCを持ち込んで風呂プログラミングとかをやってることもある。
家の風呂に飽きたら、スーパー銭湯や温泉に行くのでもいい。
とにかくリラックスすること。
それが柔軟な発想を生み出す源泉となるのだ。

 

発想法5. スケッチブックを買う
映画も見た。本屋にも行った。チャリで近所の銭湯に出かけていって風呂に入ったけどぜんぜんダメ。
まだ諦めては行けない。ここからが本番だ。

次にすべきことは「スケッチブックを買いにいく」ことだ
これ大事なんだけど、決して「昔買ったスケッチブックを引っ張りだす」のではない。
もう今回の企画のために、スケッチブックを一冊新しく買う。
企画への投資を始めてしまう。
後戻りできないように、買ってきたスケッチブックの表紙には「ゲーム企画ノート」とでも書いてしまう。
さあ、もうそのノートはゲーム企画以外書けなくなった。
買うべきスケッチブックは、クロッキー帳やモレスキンなどがいい。
お金がないときはコンビ二で売ってる子供むけの「お絵描き帳」がなかなかいい。
罫線のあるノートを買わないこと。
罫線は文字を書くには便利だが、自由な発想の妨げになる。
どうしても罫線が欲しい場合は、方眼ノートを買うこと。でも方眼ノートですら僕はお勧めしない。
不揃いな文字、書きなぐったような図こそがクリエイティビティの源泉だと思うからだ。
大きさはB5くらいの持ち歩きやすいものか、逆に思い切って大きいサイズのものがいい。小さいのはダメだ。
また、ペンも大事だ。
高いものを買う必要はないが、太めのボールペンがいい。
シャープペンや鉛筆で書いて、消しゴムで消すというのは発想の妨げになる。
男は黙ってボールペン一発勝負。
消しゴムで消せると、せっかく考えたアイデアを書いては消し、書いては消し、としているだけでなかなか先に進まない。
先に進むためには、書いてみて、ダメなアイデアには自分で大きくバツを書いて、それからすぐ次のアイデアに移ることだ。
一見無駄なようだが、どんなアイデアも、ダメなアイデアも含めて残しておくことには意味がある。

 

発想法6. スケッチブックに日付を書く
スケブも買った。ああ、しかしアイデアが出てこない。なにを書けばいいのかわからない。
そういうとき、とっておきの方法がある。
まず今日の日付を書くのだ。
それだけでいい。
人間の脳というのはやり始めるまで回らないという性質がある。
自転車のように、最初のひとこぎにちょっと工夫がいるのだ。
真っ白なノートにまず何を書くべきか、それだけで迷ってしまう。
そういうときに便利なのが日付である。
日付を書くともうそのノートは汚れてしまったので、何か書かないと勿体ないという心理が動き始める。
日付を書いたら、次はどんなゲームを作りたいか、抽象的でもいいから書いてみる。例えば「RPGが作りたい」というのはかなり具体的だからペケ。そうじゃなくて「お父さんが遊べるゲームが作りたい」とか「俺が遊びたいゲームが作りたい」とか「ゲーム作ってあわよくば○○ちゃんにモテたい」とかそういう欲望を書いてみる。
そうすると、もう恥ずかしくて先を書かないと死にたくなる。
そのノートが欲望だけで終わってしまったらなんにもならないことになる。

 

次はいきなり四角い枠を書く。
この四角は、もちろん画面だ。
その場でどんなゲームになるのか、まず画面から考えてみる。
慣れるといきなり画面から書けるようになる。
いきなり画面といわれても書けねえよ、という人もいるだろう。
そういうときは、まず好きなゲームの画面を書いてみる。
ポケモンでもドラクエでもマリオでもいい。
それが君の作りたいゲームの理想型だ。
画面を書くのと平行して、このゲームにはなにがでてくるのか考える。
勇者、モンスター、剣、盾、魔法・・・バカみたいに思えてもそういう要素を全部書いていく。絵じゃなくて文字でもいい。
そうしているとゲームの全体像が出てくる。
それから、各要素の相関関係について考える。「ここはどうなってるんだろう」という疑問を次々とみつけ、つじつまを合わせていけば企画は完成する。

 

発想法7. 他人の力をアテにする
スケブに書いてもダメ。なんかイマイチ面白い企画にならない。
そういうときの最後の手段が、他人の力をアテにする、つまりブレインストーミングだ。
プレインストーミングを効果的に行うにはいくつかの注意点があるし、ブレインストーミングのやり方そのものもいくつかの流儀がある。
僕のお気に入りの方法は、まずお菓子を買ってきて、いろんな人を会議室に集める。集める人は、ゲーム開発者だけではなくて、事務の女性やネットワークエンジニア、グラフィッカー、まあ誰でもいい。とにかく多様な人物をその場に集める。
ゲーム開発に至った背景を説明し、「こういうゲームが作りたい」という問題を提起する。
それからアイデアを出してくれた人にお菓子をあげる。
重要なのは、中立にならないこと。自分の主観、独断と偏見で会議の方向性を誘導していかないと結局ぼやけたものになってしまう。
結局これはブレインストーミングの開催者が自分の中にある迷いを断ち切るために行う会議なのだ。
AとB、どっちに行くべきか、それをブレインストーミングで参加者からアイデアを引き出すことによって狭めていく。
アマチュアの場合は、友達数人でファミレスにでもいって、「いまこんなゲーム考えてるんだけど」と話しをするだけでもいい。
最後の最後は、自分で決めなくては成らないが一人で考えるのではなく周囲の力を借りることでよりアイデアを洗練させていくのが重要だ。

 

 

というわけでざっと七つの発想法を紹介したけど、どうだったかな?
既に実践しているものばっかりだった?

ゲーム企画は何度も繰り返すことで発想の組み立て方も解ってくるから、めげずに何度もトライしてみよう。

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