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3Dメガネ不要!物体の貫通まで可能にする魔法のディスプレイが発明された!?

世界で最も薄いディスプレイを東大、筑波大、カーネギーメロン大学の共同研究チームが開発したらしい。

ディスプレイにはなんとシャボン膜を使うようだ。

「コロイドディスプレイ(Colloidal Display)」と名付けられたそれは、半透明でしかも指を貫通させたり、これまでのRGB方式のディスプレイでは不可能なBRDF(双方向反射率分布関数;物体に当たる光の角度によって反射される光が変化する特性を関数化したもの。リアルな質感表現のためにCGで用いられるテクニック)の再現や、3Dメガネ無し、ホンマもんの立体表示を実現することができるらしい・・・。

ホンマモンの立体といえば、イメージベースドレンダリングでCGに革命を起こしたPaul Debevec(ポール・デベベック)の超高速に回転する鏡に超高速に映像を表示して立体に見えるディスプレイがあるけど、これは鏡を超高速回転させるため動作音が大きく、そもそもなんか野蛮であるという大きな問題があった。だいたい、子供が触ったら危ないし

それに比べると完成度はまだまだなものの、今回の「コロイドディスプレイ」には大きな可能性がある。

実はシャボン膜はそのままでは単なる膜なので、光を透過してしまい、ディスプレイとしてはそもそも使えない。

しかし、シャボン膜に対して超音波を与えて膜を細かく振動させることで光線を乱反射させ、不透明化することができる。

しかも、与える超音波の種類によって反射の仕方そのものを変えたり、不透明度を変えたりといったことができるので、これまでのRGBタイプのディスプレイと異なり、超音波によるディスプレイの拡散反射自体をコントロールできることになる。

この、超音波で透明度を変える、というアイデアを応用して、複数毎のコロイドディスプレイを用意して、表示したいZ深度に合わせて超音波をOn/Offし、3Dディスプレイを実現できる。

シャボン膜なので、もちろん指などの物体が貫通することも可能。
唯一の欠点は、シャボン膜が破れやすいということ。

原理としてはもともと透明な膜に超音波を与えると不透明化する、という性質を利用しているので、上手くすればシャボン膜を破れにくくしたり、シャボン膜と似たような性質を持つ別の薄膜物質を使うことで同じような効果が得られるかも知れない。

3Dメガネにはイマイチ馴染めない、という人や、パララックス方式の裸眼立体視はどうも疲れる、という人でも、もしかしたらこの方式だったら「なるほど3Dじゃねーの?」と唸る日が来るのかも知れないぞ

詳しい解説が読める公式ページ→A Colloidal Display:

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