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[MWC2012]Android一色! 今年のキーワードは手帳端末! モバイルCPUはPC並へ

スペインのバルセロナで行われている世界最大のモバイルイベント、「Mobile World Congress(MWC) 2012」をいろいろ視察してきて、気になったものを振り返ってみるよ。

時間がない人は、下のビデオに7分間でまとめてあるから見てみて!


MWCには世界中のモバイル関係者が集まる世界最大のイベントだ。
スペインの情熱的な都市、バルセロナで行われている。
バルセロナ近郊の有名人といえば、コロンブス、ピカソ、ダリ、そしてアントニ・ガウディだ。

美しい建物に囲まれながらの展示会はいつもと違った興奮をもたらしてくれる。アメリカの味気ない展示会とはぜんぜん違うね。

さて、今年一番の話題といえば、やはのSAMSUNGのGalaxy Noteだ。10インチ版。会場内のあちこちに特大の看板が掲げられていて、SAMSUNGがいかにこれを売り込みたいか気合いが伝わってくる

では実際に使ってみるとどうかというと、これがなかなか素晴らしい。

まず、ペンがWACOMの電磁ペン技術を使って作られている。
そのため、ペンが画面に完全に接触していなくてもペンの指す位置がカーソルとして表示されたり、ペン自身に備え付けられたボタンの機能を使うことが出来る。

また、このおかげで手を画面に付けた状態でも文字を書くことが出来る。
ここまで作り込んであれば紙のノートの替わりになる可能性はすごく高まって来た。これに加えて、iPadと同じように指での操作もできる。UIとしてのペンによる描画と、指によるボタンのタッチが切り分けられているので使い易い。

ノートというよりは手帳だろうか。
実際、もう一回り小さい手帳サイズのGalaxy Noteは世界中で売れているらしく、今回はそのビッグサイズ版、というおもむきだった。

手帳と言えば一部で絶大な人気を誇るモレスキンに強烈にインスパイアされた手帳端末をLGが開発していた。その名もOptimus Vu。

5インチのボディは持ち易く書き易い。まさに手帳として理想的な構成だ。

ただしこちらは電磁ペンは内蔵しておらず、iPad用のスタイラスと同じようなものでしか描けなかったのが残念。

電磁ペンなら筆圧や角度など、かなり微妙なニュアンスまで再現できるが、静電容量式のスタイラスではかなり限界値が低いのだ。

端末関係の技術で面白かったのは、NTTドコモの10分充電システム。
電気自動車などに用いられている、チタン酸リチウム電池を採用。
携帯電話をわずか10分でフル充電できるというシステムで、重さもそれほど重くない。けれども嵩張るので外部バッテリーとしての供給を検討中とのこと。こういうのがもっと軽くなってくれたらいいのにね。

UEI/ARCにも愛好家が多いUbuntuは、Ubuntu for Androidを展示。
これが面白いのは、デスクトップのUbuntuとかなり密な連携をしてるってこと。

たとえばドックに指した状態でデスクトップのUbuntu上でモバイルエミュレータを動かして電話をかけたりすることが出来る。

これはなかなか衝撃的なデモだった。
Ubuntuの隣はこれまたオープンソースのMozilla財団ブース

ここでは、Androidのカーネルを置き換えてGekoエンジンを直接実行させるOpen Web Devicesが注目の的に。

ビデオでも紹介してるけどかなりサクサク動いている。

特筆すべきはこのホーム画面自体もHTML5で書かれているということ。

 「ウソだろ?」

と聞いたら、なんとソースを見せてくれた。

これは面白い。

こちらのジョナサン、なんとenchant.jsを知っていたらしく、僕のPCを見るなり「お、君はenchant.jsの関係者かい?あれはクールだ」と言われて衝撃を受けた。

やっぱり技術は国をまたいでいくんだね。

Qualcommブースでは最新のモバイルCPU Snapdragonのデモが紹介されていた。これがベラボーに速くて笑う。もうデスクトップPC要らないんじゃないの?という勢いなのでぜひビデオで確認して欲しい。

対するnVidiaブース。こちらは最新のTegra3を紹介。クアッドコアでやはりPC並の能力を持つCPUへと成長を遂げていた。

Tegra3搭載端末は既に発売済みで、僕も今回の出張直前にASUS Transformerを入手した。確かに高速で、もはやスピード面ではPCと遜色ない。

逆にキーボードをつけてデスクトップPCと同じように使おうとするとAndroidがまだまだ未成熟だな、という印象を受けたほど。

Ubuntuのほうが馴染むかも知れない。

その他気になった者は、AppMobiというブースで展示されていたXDKというHTML5ゲーム開発環境。環境自体は無料で、ゲームが1万本以上売れたらそこからロイヤリティが発生するという面白いモデル。

SDK自体はWebブラウザで動作するんだけど、ローカル環境にサーバを立てないとだめみたいだった。

NokiaはQtを展示。Qt以外にもWindows Phoneやいろんなプラットフォームを抱えるNokiaだけに、逆に開発者は何にフォーカスしたらいいのか混乱しそう。

そんな感じで、今回のMWC全体を振り返ると、Android、Android、Android!という感じだった。

Windows Phoneも頑張ってるけど「へー」っていう感じで反応は鈍い。
出来はいいのにね。

Androidもそうなんだけど、オープンソースのUbuntuとMozillaがけっこう過激で面白いことをやっているのが印象的だった。

さてさて、手帳型端末、日本でも流行るのでしょうか。
流行るといいなあ

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