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AnimeExpo2011続報 初音ミク海外ライブ関係者と話したことを忘れないうちに書いておく

やあ。また僕だ。
今はロスアンゼルス国際空港のロビーでフライトを待っているところだ。

フライトまでまだ時間があるので、ちょっと今回のライブの関係者と話したことを忘れないうちに今回のイベント全体を振り返ってみたいと思う。

ロスのAnimeExpoは、 パリのJapanExpoに比べるとまだまだ規模も内容も小さい印象がした。

それでも四日間のトータル来場者数は12万人に達するそうだ(JapanExpoはたしか30万人)。

しかし、会場のあちこちが日本製のコンテンツに溢れ、来場者はみな、日本のアニメやゲームのコスプレをしているというのに強烈なアウェイ感がある。

たとえば、wise9の連載でもおなじみのtorotitiさんが開発した「どこでもいっしょ」のトロ(白い猫)とクロ(黒い猫)が当たり前のように居る。よく見ると左上にはガチャピンとムックも居る。

しかし、なにか異質なのだ。

これはパリやマルセイユのいわゆるJapanExpoが「なんとなく日本がここにある感じ」ではなく、あくまでも「AnimeExpoはアニメの祭典」であるからなのかもしれない。

 

この、YAOI(やおい)ってもはやどういう意味に変換されてるのかわかんない感じとか。
ちょうど秋葉原に対する香港みたいな感じがする。似てるし共通点も多いけど、根本的に違う感じ。

これがありとあらゆる人種を飲み込んで来た、人種のるつぼとしてのアメリカ合衆国のもっている本質的な力なのかもしれない。

彼らの中でAnime(アニメ)は、AnimationでもJapanimationでもなく、もはや”Anime”として定着しているのだ。
だからバットマンのコスプレやスパイダーマンのコスプレをしても動じない。

こういう世界に、ある種、徒手空拳で乗り込んで行ったのが、今回のミクノポリス、つまり初音ミク全米デビューイベントだ。

今回のライブは、アスキーメディアワークス(AMW)が幹事会社となり、クリプトンフューチャーズとセガが合同で開催している。

そのAMW側の責任者が、ななんと我らがF岡総編集チョ(兼UEI監査役)なのだ。

ライブが明けてスッキリした表情のF岡総編集チョ。

心境をこんな風に語った。

 

「全く手探りでわけわからない中で、まさかチケットが完売するとか予想もしなかったことが起きたんだよねー。調子に乗って二階席も売っちゃえーってやったらホントに売れちゃって、最終的に当日券が前売り券の三倍以上の値段で売られることになって、それも売れちゃったからねー」

「それはすごいですね」

「当日は感動して何度も涙出ちゃったよー。いやー、凄いね。初音ミクね」

また少し涙ぐむF岡編集チョ

「こんなことになっちゃって、次はどうなっちゃうんですか?」

「次はさー、次、もう全米のあちこちから引き合いが来てるんだよー。うちでもやってくれって。全部が全部はできないからさー。うーん。でもやって行きたいよね。せっかくここまで盛り上がってるんだし」

「今回のライブの勝因はどんなところでしたか?」

「実はTOYOTAさんがスポンサードして下さっているのが非常に大きくてですね。やっぱりビッグスポンサーついてるからメディアが来てくれるんですよね」

「CMにもなってますよね」

「清水くんちょっと遅めに入ったから見てないとおもうんだけど、実は最初にライブの前にCMが流れたのよ。TOYOTAの。そのCMだけでもう会場がウワワワァぁぁぁって盛り上がるわけ。それ見ただけでもうね・・・」

また涙ぐむF岡編集チョ。感極まって大変なことになってる。

「CMだけでそんなに盛り上がったんですか。いや、しかし実際、凄い熱気でしたね」

「コスプレもさー、だいぶミクとかリンとか、ルカとかね。そんなんばっかりでしょう。これは凄いことだと思うんだよね」

「日本的な”萌え”ともまた違う印象を受けるんですが」

「うん。日本だとさ、初音ミクのファンってやっぱり圧倒的に男性なんだよね。もちろん女性もいるけど比率としては男性の方が多い。けど、こっちだと圧倒的に女の子がファンになってくれてるわけ。これがぜんぜん違うよね」

「確かに、僕の見てたまわりでも女の子の連れ合いとか、ヘタすると凄い美女が一人で熱狂してました」

「これはさー、凄いことだよ。たぶん同じコンテンツでも見てる者が違うんだろうね。そういういろんな人の想像力で補うことでミクはもっともっと羽ばたいて行くんだろうね。みんなが膨らませた想像力の翼でさ」

「ところでクリプトンの伊藤さんはいらしてるんですか?」

「伊藤さんね、いまサイン会やってるよ」

「えっ!?サイン会!?」

「伊藤さんスーパースターだからね。行ってみようか」

 

社長によるサイン会・・・そんなの聞いたこともないぞ。

そして行ってみると、サイン会には既に行列

ってあれ?

 

「ちょ、ちょっとF岡さん何やってんですか?」

「いやーこの子たちがさー、ボクのサインも欲しいって言うもんだから・・・」

 

行列に並んでいる実行委員長まで目ざとく見つけてサイン要求。欲しいか?と思わなくもないが、これが実体なきアイドル、初音ミクのご威光でもあるのだろう。さしずめ社長やF岡さんは神官のようなものか。

すごい。すごいぜミクノポリス!

 

「ちょ、清水さん何しに来てんの?」

「あ、伊藤さん、昨日もりあがってましたね。サインください」

「どうすんのこれ?」

「wise9の読者プレゼントにしようと思ってですね・・・」

「まあいいけど・・・ところで9leap、北海道でもやろうよ!」

「ぜひやりましょう!日本に帰ってこられるのいつですか?」

「13日かな」

「じゃあその前後で一回、打ち合わせにお邪魔します」

「オーケー」

 

そんな感じでついでにアポもゲット。まあこのためにロスまで来たようなものだし。
それから初音ミクのプロデューサーの佐々木さんとオニキスPにもサインを頂く。

それからふらふらっと会場を歩いていると、YAMAHAのボーカロイド開発者、剣持さんにも偶然遭遇したので少しお話を聞きました。

「いやー、この度は本当に素晴らしいライブになって、おめでとうございます」

「開発当初はまさかこんなことになるとは思ってませんでした」

「もともとどういった用途を想定されていたんですか?」

「コーラスとか、人間の補助的な部分で入ればいいかな、とそういう動機で開発したのですが・・・いやはや」

「こんな感じになっていけばいいな、とか、予想はされていましたか?」

「いや、全く予想できませんでしたね」

 

初音ミクがナザレのイエスだとすれば、彼は聖父ヨゼフであるということになる。

そういえばルカの福音書とかあったなー。
もしかして巡音ルカはそれを意図しているのか!?

そんなわけでそれぞれの思いを乗せて、初音ミクのプロジェクトは今年、さらなる飛躍を遂げる!?

どうやら年内に再公演もありそう!?
僕も時間をみつけてこの現象をウォッチしていきたい。

 

ところで今回のイベントのために元MacPower編集長が編纂したミクノポリスのパンフレット、なんとこんなかわいいペーパークラフトが織り込まれている。

今回、伊藤さん、佐々木さん、オニキスPの三人のサインが入った会場限定パンフレット、wise9読者の方一名に抽選で差し上げます。

応募方法はこの記事の一番下から「つぶやいた」を選んでツイートし、「サイン入りパンフレット欲しい!」とコメントを残して下さい。

うーん、面白い時代になってきたなあ

日本で行われたライブのビデオはこちら↓

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