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総開発費5万円!!!超低宇宙(大気圏)探査機むささびの冒険

カイトフォトって知ってるかな?
巨大な凧にカメラを取り付けて空撮する技術のこと。でも普段見慣れた景色を空から眺めることができたら、けっこう楽しいと思わない?

凧を飛ばすのに特別な技術はいらないし、難しくもない。ただ広い場所があればいいだけ。

問題はカメラの取り付け方。

本来は日曜大工的なやりかたでカメラの取り付け金具を自分で作らないといけないんだけど、それはさすがに面倒。
しかしスカイフォトに適した大きな凧は売ってるし、取り付け金具を作っている人のWebページを見ると、市販品でも代用できそうだ。

そんなわけで、WAXA(わ〜クサ;Wise9秋葉原宇宙開発機構)がなんと総予算5万円の巨費を賭けて開発した、「超低宇宙探査機むささび」を紹介しよう!

凧がどんなにあがるとはいえ、それなりの重さのものを飛ばすわけだから、でかければでかいほどいい。

入門用としてお勧めなのがこの11フィート・デルタという凧。定価13,000円と、お年玉を無駄遣いしていなければ手頃な価格だ。11フィートというのは約3.4メートル。写真からもわかるように、かなり巨大な凧だ。

しかしなぜか届くとタグなどには「12Ft.Delta」の文字が。これはマニュアルによると、もともとの製品名は「12Ft.Delta」だったが、お店で測ってみたら実際には11フィートだったので名前を変えた、とのこと。

まあちょっぴりトホホなネーミングもありつつ、しかし実際の組み立ては至って簡単。左右と真ん中の骨を組み立てて、最後に左右を渡す一番大きな骨を渡せば完成だ。ものの数分で凧が完成してしまう。

持ち運ぶ時はとてもコンパクトなので、海外旅行などにももっていけそうだ。

この11フィートデルタに、カメラを取り付けるための金具としてゴリラポッドSを使用した。


JOBY ゴリラポッド S コンパクトデジタルカメラ向き ミニ三脚 ゴリラポット◆グレー

これに、凧糸を巻き付けてカメラをぶら下げる。

カメラも注意が必要だ。

空撮をするには、ムービーか静止画か、ということになる。また、落下したりして壊れる可能性もあるので、できるだけ安上がりのカメラにするのが吉だ。静止画のほうが奇麗にとれるが、静止画を撮影するにはカメラにインターバル撮影機能が必要だ。

実はインターバル撮影機能を搭載したカメラは意外と少ない。

また、動画の場合も、できるだけ長時間撮れるものでないと厳しい。
また、あまり重いカメラだとなかなか凧があがらないという問題もある。

そこで今回は、超スローモーション撮影が可能なHighSpeed EXILIMと、インターバル撮影が可能なRICOHのCX-5を使うことにした。CX5はあきばお〜で3万円を切る価格で買うことができた。

RICOHのカメラは伝統的に高画質、高性能でしかもインターバルタイマを内蔵している。
カイトフォト界ではRICOHのカメラはそういう意味でけっこう定番と化しているらしいのだ。


RICOH ハイブリッドAFシステム搭載 光学10.7倍ズーム CX5 グリーンシルバー CX5GS

別に最新機種でなくていいので、ひとつまえのCX4や、中古市場にでまわりはじめたCX3もお勧めだ。

RICOH デジタルカメラ CX4 ブラック CX4BK 1000万画素裏面照射CMOS 光学10.7倍ズーム 広角28mm 3.0型液晶 高速連写

CX4だと2万円ちょっとで手に入る。
機能的にも画質的にも全く問題ないのでこちらもお勧めだ。

いざ飛ばそうとすると、なかなか風が吹かない。

しかし、さすが3メートルもあると、わずかな風でも大きく飛び上がってくれるのだった。

イケイケぇ!低宇宙探査機むささび!!

風に乗るともうグングンあがっていく。

WAXA司令センターの管制官、コーヘイは凧糸で腕がちぎれそうだと悲鳴をあげていた。
風は上空のほうが強いことが多いので、うまく上昇気流に乗せるとあっというまに飛んでいく。

 

「ってか、凧揚げ、ふつうに楽しいじゃん」

「うわー、どこまであがるんだろう」

 

もうこれ以上、凧糸がないよ!という状態まであがると、ギャラリーも増えてくる。

 

「今日はよくあがるねえ」

 

と見知らぬおじさんに声をかけられる。
やはり宇宙開発って、夢あるよね(違うか)

そもそも凧って宇宙探査って言えるんだろうか。

いやいや、地球だって立派に宇宙の一部だ!と自らに言い聞かせるWAXA職員たち。

まあそれ言っちゃったら単なる自転車だって宇宙平面移動装置とかになっちゃうんだけどさ。まあ飛んでるし。

 

「どんな写真が撮れてるんだろう?」

「24のシーズン8って無人機がニューヨークの街で大活躍するんだよなー」

「写真を上空から電送できるといいですね」

「次はケータイでも飛ばしてみるかあ」

 

そんな与太話をしながらもどんどんあげていると!

 

「ヤ、やばいです!風がなくなりました!」

「何ぃぃぃ!?」

「メーデーメーデー、ヒューストン、トラブル発生!」

「状況を報告せよ」

「とつぜん風が止みました!」

「人にぶつけないように注意しろよ!」

「あのへん誰もいないんでそれは大丈夫」

「あ、持ち直した?」

「行けそうですかね?・・・・あっ!」

「ああああっ!!!」

 

こうして、低宇宙探査機、むささびの冒険はあっけなく幕を閉じた。

買ったばかりのCX-5は水没したのでメーカー修理問い合わせ中。

ざっくりとした修理見積もりでは、2万円から4万円かかるかもしれないとのこと。高い授業料だったぜ。

しかし、カイトフォトの魅力は非常によく解ったので、今後も時間をみつけては我々WAXAは懲りずに凧を飛ばしにいこうと思うぞ!

みんなも凧揚げに挑戦するときは、まわりに人がいないか、迷惑にならない空き地をみつけて楽しもうな!約束だぜ!

文・WAXA

 

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