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Xperia arcとiPhone4のUIをスローモーションで見比べてみた

みなさんお元気ですか?近藤です。

shi3z編集チョが大量にガジェットを買ってくるので引っ越しても引っ越しても手狭になります。

だいたい、空間が100平方メートルあるとすると、一ヶ月で50平方メートルに減ります。さらに一ヶ月経つと25平方メートルになります。これをshi3z半減期と呼んだり呼ばなかったり。

閑話休題。shi3zさんが絶賛するXperia arcと、僕の愛するiPhone4。悔しいけど新しいものがうらやましくても買い替える気力のない僕は、こっそりshi3zさんのiPhone4とXperia arcを見比べてみることにしました。

ただ触ってみるだけでも芸が無いので、ここで秘密兵器登場

これはHiSpeed EXLIM EX-ZR10。
CASIO デジタルカメラ EXILIM EX-ZR10 シルバー EX-ZR10SR

一見、ごくごく普通のコンパクトデジカメだが、実は最大480fpsの高速度撮影ができるスグレモノ。

普通のカメラは30fpsから60fpsなので、実にその8倍〜16倍の速度で撮影できるのだ。

このカメラによってどんなことができるかというと、人間の目では確認することが不可能なくらい速い現象をゆっくりゆっくり、スローモーションで見ることができる、というわけである。

 

たとえば、かつてウォルト・ディズニー・プロダクションは、アニメを作る際、実際の人物に演技をさせ、それを映画用のカメラで撮影した後、ヒトコマずつ模写してアニメーションを作っていったという。

これは同様に、プリンス・オブ・ペルシャというAppleII用の傑作ゲームの開発にも使われた手法だ。

映画のカメラの場合、ヒトコマずつ撮影されるのだが、今はハイスピードカメラで簡単にスローモーションにすることができるのだ。

かつてはこのハイスピードカメラというのは、非常に特殊な目的でしか用いられなかったために、数百万円は当たり前と、ものすごく高価だった。それがたった2万円ちょっとで手に入るのは、まさに時代の流れを感じざるを得ない。

 

さて、ユーザーインターフェース、つまりUIの研究にも、実はこうしたハイスピードカメラの存在は欠かせない。

例えば、あるゲームの動きが「気持ちいい」と言われるとき、どれだけ頑張って作っても、その「気持ち良さ」というのは、どういう気持ち良さなのか、うまく説明できないことがある。

また、自分でプログラムを書いた時にも、頭の上の理屈では解っているが、実は細かい動きの違いなどがよくわかっていなかった、などということは良くある。

バグを突き止めるために、わざとスローモーションにするというのもひとつの方法だが、手間がかかる割にはそのスローモーションが本当のスローモーションになっているかどうかもバグの混入する余地があるから予断が許されない。

そんなときこそ、こうしたハイスピードカメラの出番だ。

そこで、「気持ちいいユーザーインターフェース」の代表格であるiOSと、shi3zさんが絶賛する「なかなか良くできたインターフェース」であるXperia arcの動きをハイスピードカメラで撮影してみた。

 

iPhone4の画面

Xperia arcの画面

こうしてスローモーションで見ると、たとえばXperia arcの画面が左右に切り替わる時は、フリックが終了したあとだとか、iPhone4のホーム画面のアイコンは、上のアイコンの方が下のアイコンよりもわずかに速く移動するようになっているだとか、ユーザーインターフェースの根幹の部分についてより深い理解を得ることができる。

また、ふたつを比較すると、双方の動きに必ず「イーズアウト」が掛かっていることが解る。

「イーズアウト」とは、加速度的に動きが減速していくやり方で、x = x * a (aは0以上1未満の数)を繰り返すと、このイーズアウトの動きを作り出すことができる。

また、処理の始まりから終わりまでの時間は、ふたつとも、だいたい似たり寄ったりで、おおむね300ミリ秒以下で終わっていることもわかる。

これは240fpsで撮影しているので、なじみ深いiPhone4のUIはともかくとして、Xperia arcなど見たこともない、という人のために標準速度で録画したものも掲載する。

そんなわけで、こうしたUIに限らず、「気持ちいい動き」を見つけたらハイスピードカメラで撮影してみると、思わぬことがわかるかもしれません。

ではまたお会いしましょう。

文・近藤誠

 

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